【Vol.251】FIWA認定新会員 紹介コーナー

お金の可視化は将来の漠然とした不安を目標に変える


株式会社 LIFEFAB代表 石川 泰 FIWA®

石川 泰 プロフィール

石川氏

大学を卒業後、年金業務の政令指定法人であるIICパートナーズへ入社。アクチュアリー候補として年金数理業務に従事した後、野村證券、SBIベネフィット・システムズなどで一貫して年金関連業務に従事。現在は、先進諸外国同様に将来のお金が見え、老後のお金の不安を感じない日本社会を創りたいと考え、公的私的年金の統合管理プラットフォームの開発、資産形成支援・金融教育のシステム開発を行うLIFEFABを創業。
その他、SBI大学院大学経営管理研究科(MBA)を卒業しており、元プロボクサー。

私の想い

私が取り組んでいる事業は、日本の金融教育の基盤になると信じ、日々開発を進めております。共感いただける部分があれば気軽にお問合せや応援をいただけますと幸いです。

1人ひとり異なる老後必要資産が手軽に見えたら嬉しくないか?

人生100年時代という言葉が現実のものになりつつある現代で、お金の重要性は増しています。
一方で、将来の国の年金や会社の退職金・年金、そして一人ひとり異なる人生に必要な資産額はよく分からないということが実状ではないでしょうか。

実際に老後2000万円不足問題しかり、現在の日本では、国や会社の退職金・年金情報が一元管理されていないため、将来のお金は見えづらいように感じます。
私自身、新卒から年金業界で働き、イギリスやオランダといった諸外国では国が率先して可視化(年金ダッシュボード)を推し進めている中、日本の法整備、実務運用では実現が難しいことに歯痒さを感じていました。

私たちLIFEFABは、この見えづらい将来のお金を、国や会社、そして、利用者の方に情報提供の協力をいただき、統計的に確度の高い将来推計を行うことで、一人ひとり異なる年金額や必要資産額を可視化します。

お金の可視化は将来の漠然とした不安を目標に変える

将来のお金の可視化によって、漠然と将来のお金に不安を感じていた方は、人生の必要資産額が明確になることで、不安ではなく目標になることが期待できます。
つまり、可視化による期待効果は、不安解消のために ”なんとなく不安だから資産形成をしよう” や ”お金が余っているから資産形成をしよう” ではなく ”目標資産に向かってリスク許容度を踏まえながら、この資産を作るにはどういった資産形成手段が必要で、このポートフォリオが最適だ” という目標達成に向けた意思決定が可能になることだと私は考えています。
商品の購入をありきとした資産形成ではなく、こうした1人ひとり異なる目標額に対するアプローチが本質的に老後の金銭的不安解消に効果があるのではないでしょうか。

適切な意思決定には金融教育が重要

一方で、適切な資産形成に向けた意思決定には、当然ながら金融商品の知識や基本的なマネーリテラシーが求められます。
お金の見通しが立ち、資産形成のアプローチ方法が把握でき、それの意思決定ができる水準での金融リテラシーを身につけることが複雑化する金融市場の中で自立した生活を送れる重要なポイントになるのだと感じます。

最後に

当社の目指す未来によって、1人でも多くの方がお金に不安なく、本当に望む自身の人生を歩める一助になりますと幸いです。
なお、サービス自体は2023年内にリリース予定ですので、お気軽に当社HPからお問合せをいただけますと幸いです。

株式会社 LIFEFAB