【Vol.269】FIWA®会員ミーティング報告
2025年4月25日に25年度1回目のFIWA®会員ミーティングを開催しました。今月号ではそのミーティングを誌上でご紹介します。少し長いですがぜひ、最後までお読みください。
(岩城みずほ)
- 開会のご挨拶を理事長岩城みずほからいたしました。
おはようございます。まず私からですけれども、昨年4月に理事長に就任しまして2期目ということになります。FIWA®の理念は、社会的にも大変意義のあるものです。今後も理念に基づいた2つのミッションを推進していきたいと思います。ぜひ皆さん、FIWA®のホームページでご確認ください。今後は、さらなる成長を目指していきたいと思っています。
どうしたら成長モードになるのか、成長していく組織になるためにはどのスイッチを押せばいいのか試行錯誤を続けています。
一つには、ポテンシャルのある方にどんどんFIWA®の活動に参画していただきたいと思っています。今回、理事について立候補制を取ったのはその一つです。透明性を大切にしたいと思いました。
そしてもう一つ、今後早急に取り組んでいきたいのは、会員おひとりお一人に期待して、さらなる成長をしていただき、そしてその成長に対してFIWA®としてどう向き合っていくかというのをしっかり考えていきたいということです。会員おひとりお一人の活動の場をどんどん広げていきたいと思っています。ひいてはまだあまり高いとはいえないエンゲージメントスコアを、特にスコアをカウントしているわけではないんですけれども、それをしっかり上げていきたいと思っています。
すべての活動の根底にあるのは、もちろんFIWA®の理念です。
具体的に言えば、例えば、おひとりお一人のお客様や生活者の皆さんの困りごと、不安に対して、どのようにアプローチをしたら解決できるのか、お客様にとって何がいいことなのかということに、すごく誠実に向き合っていくということ、いけることです。
アドバイザーとしてのスキル、経験をさらに向上していくということです。これは新たな学びをしていくこともあるのですが、他方、これまで皆さんが培ってきた経験を生かしていくということもあります。両方が混ざり合って相乗効果でさらに高みに向かっていくことが大切だと思っております。
会員皆様の活動の場を広げるために、これから様々な企画立案をして、FIWA®の事業として可能性を探っていきたいと考えております。
アドバイザーというのは、いわば縁の下の力持ち的なポジションなのかもしれませんが、一方で、アドバイザー集団である私たちFIWA®は、生活者の皆様がどういう方向に向かっていくことが一番豊かで幸福であるのか、そう言えるのかということをしっかり考え続けて、それを世の中に伝え続けていきたいと思っております。ぜひ、一緒に、世の中をさらに良くしていくために頑張ってまいりましょう。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
- 新理事となった益田眞一さん、小谷晴美さん、坪谷亮さんよりご挨拶いただきました。
また、前年度まで理事を務めていただいた石津史子さんよりご挨拶いただきました。
会長の岡本和久さんよりご挨拶いただきました。
(岡本和久)
皆さん、こんにちは岡本和久です。J-FRECは本当に基礎的な知識を学ぶコースだとすれば、FIWA®は応用編として非常に価値の高いものを提供していけるのか、それがFIWAのアドバイザーに問われています。確かに「セールスとアドバイザーというのは違う仕事です」ということを我々ずっと言ってきたのだけれども、ただ、本当のアドバイザーってどういうものかというと、私はやっぱり第一に人生の伴走者であるということ。これは今、お金の問題を抱えているから、それに対して解決案を与えてあげるだけではなくて、その人がどうやって「いい人生」を送っていくことができるか、それを総合的に伴走者として一緒に考えながら進んでいく、そういう立場であるということです。
それからもう一つの仕事はアドバイザーというと、お金に絡んだ話だけでなく、非常に幅広い分野の伴走者であるということ。要するに、例えば子どもがいる人だったら子どもの教育の問題だとか、どこか旅行するときにどういう楽しみがあるかとか、お金もこんな使い方したら、もっときっと素晴らしいですよ。寄付を考えたときに、どんな組織がとてもいいですよとかね。非常に幅広い。だから、一つは「人生の時間軸に沿ってずっと伴走していく」ということと、単にお金の問題じゃなくてもっと、もっと「横にも広がったアドバイス」というものを与えていく。そういう総合的なものだと思うんですね。やっぱりFIWA®が設立以来目指すところはそういうところだと思うのです。
それでもう一つ大事なことはFIWA®でこれだけいろいろな多彩な人たちが集まっているわけで、もっと協力体制はできないかなと思うんですね。皆さんがお互いにもっとよく知り合ってみると、あの人はあの分野が強い、でも自分はあんまりそこはよく知らないから、彼のあるいは彼女のサポートを少しもらってみよう、とかね。そういう協力体制っていうのはすごくこれから有用なんじゃないかなと思いますね。
- 新FIWA®正会員となられた大野利子さん、髙石輝水さんのからご挨拶いただき、ご出席の会員の皆様に近況報告をしていただきました。参加者は18名でした。
- 会員特典と問い合わせ窓口のご案内と今後の勉強会、セミナースケージュールについてご案内しました。今年1月からスタートしたFIWA®サロイン塾について岡本さんからご紹介いただきました。
(岡本和久)
サロイン塾ってちょっと珍しい名前ですけれども、振り返ってみると1983年、私がニューヨークから東京に戻ってきてすぐに出会った人が澤上さんだったんですね。澤上さんとすっかり親しくなって澤上さんが始めていたインベストライフという雑誌の編集委員として加わったんです。その時、石津さんなんかとも知り合いになりました。そこで日本各地をずっとみんなで回りながら「長期投資とはこういうことですよ」っていうことをお話をして歩いていたわけです。当時はほとんどの人が「売った、買った」が投資だと思っていた。それだけに「長期投資」が多くの方に新鮮だったのだと思います。
その時に各地で参加してくれた人たちが独自に集まって勉強会を始めたんですよね。「自分たち同士で勉強会やろうよ」っていうことで、大阪、仙台、札幌、金沢、いろんなところでそれが出てきました、「サロン・インベストライフ」という名称をつけて各地ではじめた。
それから時が流れて、昨年の6月30日にFIWA®として会員の集いをやりましたよね。その時に全国各地の個人投資家で活動している人たちの話を聞こうということで、私が動画を撮って編集して皆さんに見せたんですね。本当にみんなずっと続けている。それは私にはものすごい衝撃だったんです。自分たちで本当にやらなければいけない。教え合ってやっていこう。その後ですね。私はちょっ色々な病気を抱えたりしたこともあり、なかなか直接出向くのは難しいんですけども、とにかくやっぱり個人投資家、生活者、全然、専門家でもなければ特別投資に興味のあるわけでもない。そういう人たちに今、何をしたらいいのか伝えたいという思いがつのってきた。いろいろ話をしてみると、一般生活者の方は本当に投資には無縁です。私が投資関係の仕事をしていると聞くと、「積み立てNISAってやった方がいいんですか」などと聞いてくる。「やった方がいいんですか」って。そう聞かれても困るのだけど、そういうレベルなのです。
こっちからですね。じゃあ株を買うって言うけど、「株を買うって何買ってんの?」って言ったって答えられる人はまずいない。多分皆さんだって、本当に正確に株を買うのは何を買っているのか分かるように説明するってすごく難しいことだと思います。「長期って何年以上なんですか」とかね。「今、大きな変化の中にあるアメリカはあんまり増やさない方がいいんじゃないですか」とかいろんなこと言うんですよね。
とにかく投資理論っていうのを、究極まで突き詰めていけば、誰でもできる極めて簡単なことになる。私は今、78歳ですけれども、残りの人生それを生活者に広めていこうということで作ったのがサロン・インベストライフをもじって「サロイン塾」という場にしました。いわゆる教室というのとはちょっと違って、塾、「みんなで集まって勉強しようよ」と始めたのが今年1月です。
ただ、要するにみんなに知らせたいという、そのことだけでやっているんです。そうして、知識がレベルアップしてくることで、今度は皆さん方がアドバイザーとして話すことがすんなり入っていく。そうやって皆さんのお客様が増えていく。それがFIWA®というものの立場を強くしていく一番基本的なことなんですね。
一番難しいけど、一番基本的なこと。私はそこに残りの人生かけようということで、今年の1月から始めて完全オンラインで奇数月の第三日曜に開催しています。参加費は全員無料です。分かりやすい、簡単な、でも効果の高い資産運用の方法とはどういうことか、それをぜひ皆さんに知ってもらって、そして皆さんがそれを活用してお客様にお話しいただきたい。毎回90分のみ、みなさん忙しいし、あまり長時間だと退屈してしまうので、質疑応答も入れて90分に抑えて皆さんにお話をしていきたいと思っています。5月18日が第2回目で、何をどう買ったらいいのかというテーマでお話をしようと思っています。
(岩城みずほ)
サロイン塾は、奇数月の第3日曜日の13時から14時半まで90分オンラインで開催します。参加は無料です。最初の60分は岡本さんのお話、後半30分はフリーディスカッション、質疑応答です。
- FIWA®サムライズ勉強会の新しい取り組みについてご案内しました。
FIWA®サムライズ勉強会の趣旨は、FIWA®の2つのミッションのうちの生活者のためのミッション「人生を通じてのお金との正しい付き合い方の知識を普及し、自ら合理的、効果的な資産運用を実行し、またアドバイザーとの効果的、生産的な関係を構築できるよう啓発活動を行います」を体現したものです。
2011年から私はサムライズ勉強会を開催しています。当時は本当に良質な勉強会というのは非常に少なかったんですね。生活設計塾クルーみたいな良質な勉強会もありましたけど、多くがセミナーの後ろに金融商品の販売があるというようなものがほとんどでした。
そんな中で良質なセミナー、誰でも参加できる勉強会を開催しようと作ったのがサムライズ勉強会でした。Some、いくつかのものが、Rise、上がるという意味なんですね。
2019年からはFIWA®の開催といたしました。83回の開催実績があります。一般参加費3,300円、FIWAの会員の皆様は2,200円でご参加いただけます。友の会、アドバイザリーボードのメンバーの方は10%オフです。
このサムライズ勉強会に、ぜひ皆さんにご登壇していただきたいと思います。今後は各地で開催しますので、ぜひ企画していただきたいと思っています。ご自身の専門分野で活動の場としてご利用、ご活用してください。
第84回は5月24日に大阪で開催します。企画運営を担当してくださっている会員の大西寛さんからご案内をしていただきました。
- 新しく開催することになった「アドバイザリーボート・メンバーによる勉強会」のご案内をしました。
アドバイザリーボードメンバーの先生による勉強会をスタートいたします。第一回の登壇者はなかの投信の中野晴啓さん。企画運営をしてくださっているのは会員の志甫真由美さんと内田英子さんです。
第1回目は6月19日オンライン開催です。今回の狙いとしましては、皆さんに運用の知識をつけていただくことで、先生の講義が1時間、その後、座談会が1時間です。1時間の座談会は録画をしませんので、本音のお話ができると思っています。
また、6月20日、7月18日に開催予定のFIWA®つみたてインディくん活用講座について、アドバイザリー・ボートのメンバーである竹中先生よりご案内をいただきました。すでにFIWA®通信インベストライフでも連載コラムがスタートしています。エビデンスを生かしたコンサルテーションすることで、より説得力が増すと考えております。FIWA®つみたてインディくんを活用することで、顧客に合わせたご提案をするができます。
FIWA®正准会員は無料です。講義はアーカイブとしてプールしていき、新しくFIWA®メンバーになっていただいた方にご覧いただきます。
- 秋からスタートするFIWA®アドバイザー事例研究会&スキルアップ講座についてご案内しました。
この講座は、FIWA®の会員以外でも、商品販売によるコミッションに頼らずにアドバイス、フィーだけで相談業務を行っていきたい人、質の高い講演や執筆をしていきたい人に、実力をつけていただくための講座としてご参加いただけます。
現在は金融機関に所属していても、将来リタイアした後にフィデュシャリー・デューティーのアドバイザーとして独立したいと望まれている方はご参加可能です。
実力のある講師を迎えた講義と個人相談の事例研究を行っていきます。講師や参加者との交流も深められて人脈も広げていただける。事例研修は、コンサルテーションスキルの向上を図ります。ご案内は随時FIWA®のHPで行います。


